
と考えている方は、行く前にぜひこの記事を一読ください。
地元民が知多半島におけるサイクリングの注意点やその対策、より楽しめる方法をポイント毎にまとめています。
最近の知多半島はロードバイカーにとっては危険地帯になりつつあるので、自己防衛の観点でも必読です。
前半:知多半島サイクリングの注意点と対策
後半:より楽しむためのポイント
知多半島サイクリングの注意点と対策
注意①海岸線の道道幅は「非常に狭い」+「生活道路」

1番重要なので、はじめにお伝えします。
知多半島南部の海岸線は片道0.8車線の非常に狭い道になっています。(普通の1車線ではないんです)
例えば、上の写真はある休日の南知多町の海岸線ドライブでの写真です。
この道幅で車が横から自転車を追い抜いていく事が、常態化しています。
故に、残念ながら事故が結構多いです。
根拠データとして、南知多町の人身事故件数と場所が以下にまとまっています。https://www.town.minamichita.lg.jp/kurashi/anzen/1001120/1001122.html
下のマップはリンク先のもので、10年統計のデータです。
ポイントは、海岸線はほぼ人が歩かない=車と車or自転車と車の事故です。

この狭い道に名古屋からの観光バスや、大型トラックも通ります。
そして残念なことに、Webで検索すると出てくるサイクリングロードは、ほぼ生活道路です。
具体的に、サイクリング推奨マップを2点見てください。
案内マップ(サイクリングロード)1
案内マップ(サイクリングロード)2
これらのルート、サイクリング用に整備された所は「10%以下」です。
そしてローカルゆえにインフラ整備の資金もないので、道はこのような状態です。
- 歩道がない
- ガードレールがない
- 道路が凸凹(でこぼこ)
以上から、まずは狭い道の対策です。
1.縦列走行は2名までが限界
→3名以上のグループは2名単位に別れて走行すると事故率下がります。
2.自転車保険や傷害保険に未加入なら行かない
→車を巻き込む事故は、治療費や損害金が膨れます。
3.歩行者が通りそうな道路はスピードを調整する
4.路面を見てヤバい所はスピードを調整する
注意②名古屋走り+高齢者ドライバーの増加
続いては、車側の問題です。
運転マナーの評判が良くない愛知県。
通称名古屋走りは、知多半島の道路でも目立ちます。
さらに知多半島は南部ほど高齢化が激しく、高齢ドライバーも増えています。
記事投稿時点の南知多町の人口年齢分布では、60歳以上の高齢者が44.3%にもなります。(データ元はこちら)
知多南部は車必須地域なので、免許返納なんて言葉は。。。
高齢の方が必ず事故を起こす訳ではないですが、反射速度や咄嗟の判断は遅れがちです。
以上から自己防衛の意味での対策です。
1.車に一般常識は通用しない。生存率が下がります。
2.特に軽自動車、軽トラックは最大注意
注意③私目線だと「不利益者」!?
私から見て、サイクリングの方はどうしても不利益者に見えてしまいます。
理由は2つです。
1.悪目立ちな通行の妨げ

例えば、4名のサイクリング者が縦列走行していたり、上の写真のように追い抜いてたりと遭遇します。
ちなみに載せている写真は、すべて1日で遭遇したものです。
でも本当は魚釣りと同じで、「悪目立ち」なんですね。
悔しいことに本当に一部の残念な方が、8割の評判を作ってしまっています。
2.サイクリングは客単価が低い
これは思い当たる方がいるかもしれません。
知多南部は半分が観光業で成り立っており、従事者は多いです。
バイクや車、バスでの観光客は「昔からのお得意様」です。
一方、ロードバイクの方は、あまり地域にお金を落としていかない印象です。
私は本ブログを記事ネタとして、3年以上様々な場所に実際に行っていますが、サイクリングの方は「道路上」か「海辺」でしか会いません。
でもこれにも訳があって、自転車という特性上「お金を使いにくい状態」になっていると考えています。
- 大きな荷物(お土産)を持ち帰れない
- 汗を気にして地元のお店に入らず、コンビニや軽食で済ませてしまう
- 服装(と臭い)が目立つので、人が多い所(観光スポット)は避けがち
- 駐車料金・ガソリン代は使いようがない
以上から、私が考えてみた対策は次の通りです。
1.悪目立ちがなくなるまで、行くのを止める
2.観光スポットや地元のお店に顔を出して、お金を使う
では、どんなお店なら自転車の格好でも入りやすいのか。
地元通の私がいくつかピックアップしてみたので、ご紹介します。
よりサイクリングを楽しむ方法
ここからは、知多半島のサイクリングでより良く楽しめる方法や、自転車の服装でも入れそうな観光スポットをご紹介します。
サイクリング計画にご活用ください!
①食と健康の館(美浜町)
海沿いの道の駅です。
地元のお土産が多く売っています。
自転車用のスタンドもあります。
詳細な訪問レポートはこちらをご参考ください。
公式サイト:http://www.shio-yakata.com/
②師崎朝市(南知多町)
朝8:00から午前中までの限定(水曜定休)ですが、地元の魚介が売っています。
魚の干物なら荷物にならずにお土産で持ち帰れます。
詳細訪問レポートはこちらをご参考ください。
公式サイト:https://www.morozaki.jp/asaichi/
③ちりめん工房ジャコデス(南知多町)
しらす(じゃこ)がトッピングされたソフトクリームで有名なお店です。
しらすの郵送販売もしているので、お土産に配送で購入するのもおすすめです。
公式サイト:https://jakodesu.wixsite.com/home
④ペダルハウス(常滑市)
レンタルサイクルと食事を提供しています。
サイクリングスタンドの設置に力を入れているお店です。
イオンモール常滑の敷地内にあるので、お買い物もできますよ。
公式サイト:https://www.pedal-house.com/
⑤JAあぐりタウン げんきの郷(大府市)
帰宅途中で寄れる道の駅です。
地元の野菜や肉、魚介が購入できます。
また、足湯と日帰り温泉もあります。(温泉レポートはこちら)
公式サイト:http://www.agritown.co.jp/
自転車ロードサービス+保険の加入
上述の通り事故はどうしても発生しうる状況です。
また、海沿い道路は駅からも遠く、自転車が壊れたらかなりヤバいです。
そのため損害保険に加えてロードサービス付きの契約を選ぶと良いです。
ざっと探してみた所、Cycle Callという保険が1件ありました。


もし保険未加入なら、絶対に知多半島の先端には来ない方が良いです。
人生壊れます。
未加入を貫く方は、こちらの専用道路までで楽しみましょう。
知多半島サイクリングロード
名古屋港サイクリングロード
豊田安城サイクリングロード
渥美半島サイクリングロード
まとめ:やっぱり魅力的な知多半島サイクリング
知多半島におけるサイクリングの注意点とその対策をお伝えしました。
趣味は人生を豊かにするものだと思います。
が、趣味で事故って半身付随なんて洒落にならないので、十分にお気をつけください。
そして、素敵な自転車旅を満喫してください。
観光スポット・道の駅
こちらに知多半島のおすすめ観光スポットを30ヶ所まとめています。
また、こちらに知多半島の道の駅を5ヶ所まとめています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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