10月下旬、知多半島では青物が釣れるといった情報が飛び交っています。
とても珍しい事で、ブリの幼魚である「ツバス」が接岸しているとのこと。
イシグロ半田店さんの釣果情報にも複数載っています。(こちら)
そんな状態ならぜひトライしてみたい!
という事で、初の青物狙いで冨具崎漁港まで行きました。
冨具崎(ふぐさき)漁港の場所
知多半島の西海岸にある漁港です。
上図のピン位置すぐ南に駐車スペースがあり、50台は停められます。
有名な野間灯台リンクから北へ500m程行った所にあります。
狙った結果
ツバスは両隣の方が釣れました。
私は釣れませんでしたが、色々勉強になりました。
私の備忘兼ねた反省点をもとに、皆様の参考となるように以下にレポートします。
一:早めに到着して場所取り&休む
釣りは場所取りが肝心なのですが、気合を入れすぎて朝2時半に到着しました。
ほぼ誰もいません。
実は天気予報では北西風5mでギリギリ釣りできると思いましたが、見込みが甘くかなりの暴風で、絶え間なく吹き続ける風でやる気を持っていかれました。
しかもそんな悪コンディションの中、なんと狙っていた場所には既に先客がいました。

他の場所にも何やら荷物が置いてあり、どうやら場所を確保して皆さん車で休憩しているようです。
私もそうするべきでしたが、ある理由で釣りをせざるを得ませんでした。
弐:エサは事前に用意
今回ツバスを釣るために、「泳がせ釣り」をしようと目論んでいました。
そのため、エサとなる「生きたアジ」をどうしても釣る必要がありました。
今年の状況では、アジは暗いうちしか釣れず、寒い中釣りすることになりました。
しかも結局アジが一匹も釣れず、生きエサを用意できませんでした。
先にアジではないですが生き餌を買うことも出来たので、反省点です。
知多市にあるフィッシングいとうには、泳がせエサで生命力の強いウグイが売っています。
参:ツバスは朝マズメで釣れる
朝2時半~11時過ぎまで冨具崎で釣りしていましたが、ツバスが釣れたのを見たのは朝6時~8時の時間でした。
やはり朝マズメしか接岸してルアーやジグを捕食してくれないようです。
四:メタルジグは重めで遠投できると良い
私もメタルジグはもちろん用意していました。
ダイソージグですが、ちゃんと釣れます。
が軽いジグだったので遠投できませんでした。
釣れた方は、私のさらに20m程奥まで投げていました。
また当日は潮の流れが早く、ジグが流されて上手く操作出来ませんでした。
重めのメタルジグならある程度流れにも強く、アクションできたかもしれません。
五:小魚が釣れ出したら終了の合図
何度もジグを投げ疲れてきたのでトリックサビキ竿に持ち替えたら、小魚が釣れました。
後で思い返してみた所、それ以降ツバスは釣れなくなっていました。
つまり、捕食者(=ツバス)がいなくなったため、小魚が物陰から出てきたと解釈できます。
まあこの理論でいけば、日の出前ならツバスも動かないのでアジは釣れたはずです。※釣れませんでしたが。
六:ウキ泳がせは不可能
当初アジを釣ったらウキ泳がせ仕掛けで、青物を狙おうとしていました。
青物は中層~表層のエサを捕食しますので棚(レンジ)が良いためです。
しかしながら、当日現場では風と潮の流れが強くウキはすぐに流され、30秒かからず隣の釣り人の領域に侵入してしまいました。
※アジ狙いで、ウキに石ゴカイ付けて釣ろうとしていました。
ウキ泳がせ釣りは放置して待つが前提なので、人が多いor潮の流れが早いと不可能とわかりました。
対策としては、重めのオモリを使うエレベータ式の泳がせなら良いと思います。
七:メジャーポイントには行かない
最後の反省点ですが、冨具崎漁港に行くべきではなかったです。
釣果情報がある=釣り人で溢れかえる
実際、ジグも投げるポイントが前方のみ、泳がせもできないとデメリットが多かったと反省しています。
もっと周辺の釣り場も考えて釣り行くべきと思いました。
ちなみにこちらのブログの方は、恐らく同じ日に周辺ポイントにいって釣果を出されています。
新たな釣り場も探すのも、趣味の釣りの醍醐味の一つですね。
冨具崎漁港の立入禁止場所:http://fishing-you.com/pdf/fugusaki.pdf
最後に本当の釣果
ツバス以外の釣果です。
トリックサビキは色々釣れました。
いずれもサイズが小さかったためリリースしています。

毎回のフグさん

上のこいつはアイゴといって、背びれと胸びれに毒があるので要注意です。
前回の釣行で刺されました。

チビメバル

グレ(クロ)。もう少し大きければお持ち帰りでした。

謎の魚。
知多半島の釣りは11月まで
知多半島の冬時期は本当に釣れない我慢の釣り時期に入るので、11月末まで楽しみましょう!
冨具崎漁港が満員のときは・・・
青物フィーバーで有名でない釣り場も人でいっぱいでした。
もし釣り場に行って満員で入れないときは、以下記事に知多半島の釣り場を35ヶ所まとめているのでご活用ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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