師崎(もろざき)港の駐車場問題と河和(こうわ)港利用のすすめ|日間賀島・篠島への観光者向け情報

名古屋から1時間ちょっとで行ける日間賀島、篠島。

お手軽な日帰り島旅にはもってこいですが、利用する師崎港の駐車場は実は大きな問題を抱えています。

今回は私の実体験をベースにした注意喚起と、その回避策のご紹介となります。

南知多町の師崎(もろざき)港から高速船(フェリー)を使って日間賀島・篠島へ島旅予定の方は、行く前にぜひ一読頂くことを推奨します。

注意
特にGWや3連休、10〜11月に車で行こうとしている予定の方は必見です

師崎港は駐車場不足

師崎港の問題は、ピーク時期は駐車場が圧倒的に足りていない。ということです。

羽豆岬交差点から師崎港

上の図はある観光ピーク時期の状況を図式化したものです。

私は友人と日間賀島へ釣りをするため、朝の8時過ぎに師崎港に集合とし向かいました。

が、当日なんと羽豆岬(はずみさき)の交差点から師崎港の駐車場まで100m以上の大渋滞(しかも全く動かない)にハマりました。
友人も同じく渋滞にハマっていました。

結局30分ほど待って一切動かない事が分かり、諦めて知多半島の堤防で釣りをしました。

とっぴー
釣果もアンラッキーでした

どれ程駐車場が足りないのか

以下表は公式サイトから引用したものですが、駐車場は合計で193台しかありません。
師崎港駐車場公式サイト:https://www.town.minamichita.lg.jp/kurashi/douro/1000908.html

師崎港の駐車場
https://www.town.minamichita.lg.jp/kurashi/douro/1000908.html

が、観光客(車台数)は1日で軽く200台を超えます。

平成31年3月の情報(出典リンク)では、2島合計で年間45万人超が観光で訪れており、単純資産で1日平均1,200名超の計算となります。

2人1組で車で来たとしても、全然足りていません。

1,200名>>駐車場193台

さらに島で宿泊される方がいれば、丸2日間停めっぱなしになるので、絶対的に足りていません。

近くに私営の臨時駐車場(家のスペースを臨時駐車場にしている)がやっていたりしますが、不定休で制限事項や料金も高く、なにより絶対数が少ないので代替策になりません。

夏は臨時駐車場があるが…

公営の臨時駐車場は7月、8月の土日月の限定となっています。
臨時駐車場公式サイト:http://www.meikaijo.co.jp/rinji_2019sum.html

さらに、師崎港まではシャトルバスに乗る必要があります。
ベビーカーや釣り道具などの荷物が多い人は大変です。

そしてダメ押しなのが、臨時駐車場すら満車になることがあります。

補足
ちなみに師崎港の駐車場は、事前予約サービスもありません。
上述の臨時駐車場以外に駐車場を作るスペースもないので、改善は難しい状況です。

回避策:河和港から船(フェリー)に乗る

師崎港はいつまで経っても駐車場には入れず、最悪なお出かけになってしまう可能性があります。

そこで、地元民から回避策のご提案です。
日間賀島・篠島へ行く高速船(フェリー)はもう1ヶ所あります。

美浜町の河和港から出る高速船を使って、日間賀島、篠島へ行きましょう!

河和港の場所と駐車場

師崎港からは下道で25分くらい北上した所にあります。
名鉄河和駅のすぐ近くです。

駐車場は74台と少なめですが、料金は500円/日と師崎港より安いです。
なにより師崎港駐車場と比べて、圧倒的に空いています。
河和港駐車場情報公式:http://www.town.aichi-mihama.lg.jp/docs/2016020900020/

また、徒歩圏内(河和駅付近)には名鉄協商等のコインパーキングも2箇所ほど、バックアップ先も確保できます。
コインパーキング場所:https://mkp.jp/search/23/446

とっぴー
実際に2019/10に島旅した時も、師崎港は満車で、河和港へ来てみた所、こちらはかなり余裕がありました。(下写真9時頃)
河和港のコインパーキング

河和港利用時の注意

ただし河和港を利用する場合、いくつか知っておくべき事項があります。
以下、師崎港との比較です。

  • 高速道路を降りるインターが異なる。(河和港は美浜ICで下車)
  • 一人あたり高速船利用料が往復1,400円程高くなる。
  • 便が少なく、出発時間も異なる。※公式サイトにて時刻表を確認ください。
  • 帰りの便で間違って師崎港へ行くと大変(経験談 笑)
とっぴー
それでも、大渋滞で島旅が台無しになってしまった、なんて事に比べれば、許容範囲内ですね!

師崎港と河和港、どっちを使えば良い?

総括ですが、ピーク時期(以下)は車であっても河和港を利用する事をオススメします。

  • 5月ゴールデンウィーク
  • 3連休以上の土日祝
  • 7月〜8月の平日含む夏休み期間
  • 10月〜11月 ※旅行しやすい時期、かつフグ料理の解禁時期と重なる
  • 土日で、片方のみ晴れ予報の日(晴れの日に集中する)

裏技(当日限定)

最後に読んで頂いたあなたに、とっておきの裏技をご紹介させて頂きます。

当日道中で師崎港の駐車場が利用できそうか、確認することが可能です。

スマートフォンでGoogleマップの交通状況を使います。
交通状況の見方(iPhone):https://www.ipodwave.com/app/googlemaps-traffic.htm

  1. まずは師崎港を目指します。
  2. 知多半島道路の途中にある、「美浜パーキングエリア」に入り車を停めます。(美浜ICの1.5km程手前にあります)
  3. Googleマップを開き、師崎港付近の交通状況を確認します。
  4. 下図のように道路(フェリー乗り場へ向かう側の道路)が赤いか確認します。
  5. 赤い場合は完全に満車、大渋滞状態ですので河和港へ行き先を変更し、美浜ICで高速を降りて河和港へ向かいます。
師崎港渋滞

知多半島の観光スポット

島まで行かなくても、知多半島にはいろいろ観光スポットがあります。
ぜひ下記事から探してみてください。

日間賀島・篠島の宿泊先一覧

せっかくのご旅行なので、渋滞にハマらず楽しい島旅を満喫してくださいね!

もし宿泊するなら楽天トラベルに日間賀島、篠島の宿泊先一覧がありましたので見てみてください。

日間賀島の旅館・ホテルの一覧:こちら

篠島の旅館・ホテルの一覧:こちら



最後まで読んで頂きありがとうございました!
もしこの記事が良かったと思ってくれたら、ブックマークやSNSでシェアしてくれると嬉しいです。(下のボタンからどうぞ)

「知多半島をより良く」できるよう、これからも良い情報をWEBに載っけていきます。

シェアしてね!

コメントを残す

CAPTCHA