【保存版】知多半島の潮干狩りのコツを公開してみた|自称プロの地元民が解説します

潮干狩り
GW明けまでは自粛推奨
後述の採れるコツにも記載の通り、アサリが大きくなるのはGW明けです。
2021年の4月中は自宅で過ごしましょう〜。
そろそろ潮干狩りシーズンだから子供と一緒に潮干狩りに行こう!
この辺だと知多半島が有名だけど、どこに行けばたくさん採れるかな?
せっかく行ったのに、全然取れなかったら最悪だし。
そもそも何を用意すれば良いの?

それらの悩みを全てまとめて解決します。
この記事を読めば、以下の事が分かります。

記事を読めばわかること
・知多半島潮干狩りではじめに知っておくこと
・潮干狩りの最適な場所や時間
・より多くアサリを採るコツ
・必要な道具とおすすめアイテム
・潮干狩り場周辺のおすすめ観光スポット
こんな方におすすめな記事です
・はじめて知多半島の潮干狩りに行く
・潮干狩りは、いつも全然採れない
・どんな道具か必要か分からない
・潮干狩りついでに観光したい

私にとって潮干狩りは小学校時代から遊びではなく「仕事」です。

仕事なので、連れと2人で1時間弱でこれだけ採ります。
お味噌汁にすると、10人分は軽く超える量です。

ホントはもっと採れますが、腰が痛いので。

この記事を読んで、楽しくたくさんアサリを持って帰ってください。

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【保存版】知多半島の潮干狩りのコツを公開してみた|自称プロの地元民が解説します

事前知識①休日は大渋滞します

真っ先にお伝えすべき事は、休日の開催日は付近の道路が大渋滞します。
上の写真は数年前の潮干狩り開催日(休日)の道路状況です。

具体的には、知多半島道路(高速)「南知多IC」出口から、潮干狩り会場まで以下のようになります。

普通:車で5分
潮干狩り時期(平日):車で20分
潮干狩り時期(休日):車で1時間以上

特に以下道はとっても混みます。

後述の通り潮干狩りは開催日程&時間が限られたレジャーなので、一斉に観光客の車が移動し、行き帰りとも大渋滞にハマります。

その回避策ですが、「早めに到着して早めに帰る」しか方法がありません。

開催の1時間〜30分前には到着し、終了の1時間前には出発しましょう。
※足を洗ったりする後片付けの時間も考慮ください。

ちなみに渋滞中に下手に知らない裏道に行くと、狭い道なので前から車が来て積みます。
そんな光景を地元民は毎年見慣れているので、この時期は車で出かけるのを避けます。

②足場はゴツゴツした岩砂利が多い

潮干狩りというと砂浜を想像する方が多いと思いますが、開催される会場の足場はゴツゴツした岩場ばかりです。

なので素足は厳禁、サンダルでも足を切ってケガをする事もあります。

対策としては、クロックスか長靴が良いです。

海水に触れるので、100均のものでOKです。

潮干狩りの最適な場所と時間(重要)

さて、潮干狩りで最重要なのは、「場所」と「時間」です。

まず場所ですが、私のおすすめは知多半島の東側(知多湾側)です。

おすすめの会場を後述します。

続いて時間ですが潮の満ち引きの関係で、あらかじめ決まっています。

こちらも後述で会場ごとの開催日時をリンク貼っているのでご参照ください。

開催時間は固定
開催日、開催時間は固定で1日3〜4時間程度です。
それ以外の時間に行っても潮が満ちてできませんので十分ご注意ください。


それでは具体的な開催場所を4カ所お伝えします。

  1. 河和口会場
  2. 北方会場
  3. 矢梨(やなし)会場第一
  4. 矢梨会場第二


育成不良という名の密猟が主原因の一つですが、年々減っていきますね。

①河和口潮干狩り場

おすすめ度:★★★☆☆
一言メモ:電車で行ける唯一の潮干狩りスポットです。ここは砂多めです。

開催日:4月10日~6月28日(開催日はこちら
最寄り駅:名鉄河和口駅(普通駅)
駐車場:無料あるが少ない ※民間駐車場は1,000円
利用料:大人1,400円/子供1,000円
※5歳以下無料
※見学のみ不可
※1人1袋付き
追加料金:袋に入らない分を換算(1kg800円)
道具(カギ)レンタル:あり100円/個
トイレ:簡易トイレのみ
備考:足場は砂利&砂です

②北方潮干狩り場

おすすめ度:★★☆☆☆
一言メモ:駐車場が少なく、会場も小さめです。ただ穴場でもあります。

開催日:4月10日~6月28日(開催日はこちら
最寄り駅:※徒歩では遠すぎるので割愛
駐車場:無料あるが少ない計20台ほど
※近くに他の駐車場なし
利用料:大人1,400円/子供1,000円
※5歳以下無料
※見学のみ不可
※1人1袋付き追加料金:特に記載なし
道具(カギ)レンタル:なし
トイレ:簡易トイレのみ
備考:足場は一応砂浜です

③矢梨(やなし)潮干狩り第一会場

おすすめ度:★★★★★
一言メモ:足場は岩ですが、よく取れる一級スポットです。駐車場も多め。

開催日:4月10日~6月28日(開催日はこちら
最寄り駅:河和駅から海っこバスで「魚太郎」下車徒歩3分
駐車場:無料あり100台くらい
利用料:大人1,400円/子供1,000円
※5歳以下無料
※見学のみ不可
※1人1袋付き追加料金:袋に入らない分を換算(1kg800円)
道具(カギ)レンタル:あり100円/個
トイレ:簡易トイレと魚太郎借りる
備考:足場はゴツゴツした岩砂利場です(not砂浜)

④矢梨(やなし)潮干狩り第二会場

おすすめ度:★★★★★
一言メモ:ここもよく採れます。某有名YouTuberさんもここで採ってました。

開催日:4月10日~6月28日(開催日はこちら
最寄り駅:河和駅から海っこバスで「蟹川橋」下車徒歩2分
駐車場:無料あり50台くらい
利用料:大人1,400円/子供1,000円
※5歳以下無料
※見学のみ不可
※1人1袋付き追加料金:袋に入らない分を換算(1kg800円)
道具(カギ)レンタル:あり100円/個
トイレ:簡易トイレのみ
備考:足場はゴツゴツした岩砂利場です(not砂浜)

④山田海岸潮干狩り場

おすすめ度:★★★★☆
一言メモ:砂浜なので、想像している潮干狩り気分が味わえます。マテ貝なんかも採れます。

開催日:3月27日〜6月22日(開催日詳細はこちら
最寄り駅:河和駅から海っこバスで「蟹川橋南」下車徒歩6分
駐車場:無料あり
利用料:大人1,400円/子供1,000円
※5歳以下無料
※見学のみ不可
※1人1袋付き追加料金:不明(要問合せ)
道具(カギ)レンタル:あり100円/個
トイレ:簡易トイレのみ
備考:山田海岸は一応砂浜です。

ここだけの話ですが、某YouTuberさんは2020年はここにきたみたい。

⑤鳶ヶ崎大井潮干狩り場

開催日:4月8日~6月8日(開催日はこちら
最寄り駅:河和駅から海っこバスで「鳶ゲ崎北 」下車徒歩3分
駐車場:無料あり
利用料:大人1,500円/子供700円
※見学のみ不可
※1人1袋付き追加料金:1kgにつき500円
道具(カギ)レンタル:あり100円/個
トイレ:簡易トイレのみ
備考:砂浜もありますが、アサリが採れるのは岩場です。

補足:中止決定場所一覧

以下の潮干狩り会場は2021年度は中止濃厚です。(開催可否は3月末にこちらでお知らせ)

全部美浜町の伊勢湾側(西側)です。

  • 上野間
  • 奥田北
  • 奥田中
  • 奥田南

アサリをたくさん採るコツを公開

ここからはアサリをたくさん採るコツをお伝えします。

小学生時代から培ったノウハウを公開します。

①人が掘ってないところを攻める

アサリを多く採るための重要なのは、なるべくアサリが多くいる場所を掘ることです。
言い換えると、人が掘っていなさそうな場所です。
入口付近は人も多くすでにアサリが採られていますので、なるべく入り口から遠いところ(奥の方まで)移動しましょう。

さらに多く採るためには、「大潮の干潮時間」の日に行くと波打ち際深くまで行けて大きめのアサリが採れます。
潮見表で大潮&干潮時間が分かります。(潮見表はこちら

②波打ち際の岩をどかして浅く広く掘る

足元は拳〜ラグビーボールくらいの岩がゴロゴロあります。
まずは波打ち際の岩を両手でどかします。
その後に道具(カギ)で浅く広く掘ってアサリを探します。

初心者の方がやりがちですが、同じところを深く掘っても無駄です。
アサリは5cm以上は深く潜りません。

③掘ったら手で探って見つける

※素手でやる場合は、ケガには十分注意してください。(ゴム手袋可)
掘りながら手でアサリを触覚で探して見つけます。

石かな?と思っても目で確認すると大きなアサリだったりします。
波打ち際で掘る理由は、砂が海に舞いアサリを手で探しりやすいからです。

そして重要な点は、アサリが1個見つかったらその周辺に5個くらいはあります。
手が届く範囲でで浅く広く探る&岩をどかして探しましょう。

逆に浅く広く掘ってアサリが見つからなければ、場所を数メートル変えましょう。

とっぴー
なぜアサリが固まっているかは、秘密です。
知りたい方は私のTwitterフォロー頂いてDM連絡いただければこっそり教えます。

④小さいアサリは海に返す

持ち帰り量が決まっている(1人1袋)ので、小さいアサリは海に返して大きいアサリを持って帰りましょう。

返す場所は波打ち際に置いてあげればOKです。

ちなみに自称プロの私の実績は、連れ二人で1時間弱で3袋いっぱいです。

潮干狩りにおすすめのアイテム

ここでは知多半島の潮干狩りでおすすめのアイテムをご紹介します。

先に言っておくと、ほぼ全部100均で揃います。

ただ、会場付近の100均は売り切れてますので、自宅付近で買いましょう。

園芸コーナーなどにあります。

カギ(掘る道具)

画像引用:上州屋(こちら

カギとはなんだ?と思われた方も多いと思いますが、ようは掘る道具です。

ネットで調べたら潮干狩り玄人しか知らないワードでした。

下のような、ねじり鎌でもOKです。
100円均一の園芸コーナーを探しましょう。

掘るというよりも、「岩をどかす」時に使いやすいやつがいいです。

ちなみに「くまカギ(下写真)」は事故が起きて一部会場で使用禁止&使いづらいので購入しないようにご注意を。

バケツとザル

アサリを入れて、ザルで最後に洗って袋に詰めます。

ポリタンク(海水持ち帰り用)

アサリは自宅で数時間海水につけて「砂抜き」する必要があります。
灯油を入れるポリタンクが活躍し海水を入れて持ち帰ります。
2Lペットボトルを3本くらいでもOKです。

クロックスor長靴

足場は岩砂利ですので素足ではケガ必至です。

サンダルでも防御力が低いので、クロックスが良いです。

子供は長靴が良いです。

ゴム手袋or軍手

手はとっても負傷しやすいので、1人1セットは欲しいです。

私は慣れているので素手でやりますが、毎回負傷します。

帽子と日焼け止めグッズ

春とは言え、日光はなかなか強烈です。

日焼け止めや麦わら帽子などを用意しましょう。

コパトーンは相方もよく使っていてオススメとのことです。

絆創膏など医療グッズ

岩で手や足を負傷することがあるので、念のため持っていきましょう。

タオル

なにかと必須で複数枚あると良いです。

首に巻いて日焼け止めにするのもありなので、車に積んでおきましょう。

汚れても良い服と予備の着替え

転ぶとずぶ濡れになるので、予備の着替えは車に積んでおくのが無難です。

渋滞対策グッズ

ほぼ渋滞にハマるので、予め暇つぶしやお菓子を用意しておくべきです。

緊急時のトイレもあると良いかもしれません。

以上が潮干狩りのおすすめグッズでした。

潮干狩り会場周辺のオススメ観光スポット

最後に会場周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。

美浜町エリア

◆魚太郎本店(海鮮市場&食事処)

有名な海鮮市場で、矢梨第一会場の隣にあります。
浜焼きBBQ(要事前予約)や飲食店もあります。
公式サイト:https://www.uotaro.com/

◆海のドラゴン(どら焼き屋)

魚太郎本店の道路向かいにあり、美味しい&ボリューミーなどら焼き売っています。
持ち帰りもイートインも両方できます。
訪問レポートはこちら

◆いちごの丘(いちご狩り・カフェ)

例年5月末頃までやっているいちご狩りスポットです。
併設してカフェ・スイーツのお店があり、イチゴパフェやいちごタルトが食べれます。
公式サイト:http://www.15oka.com/

南知多町エリア

◆花乃丸(日帰り温泉)

ベタベタした体を日帰り温泉でさっと流して帰れます。
ここは知多半島有数の絶景温泉なので、ぜひ行ってみてください。
詳細は訪問レポート(こちら)をご参照ください。

羽豆岬(はずみさき)

知多半島の最先端の岬です。
小高い山になっていて、上から見下ろす海はまさに絶景です。
車は師崎港の有料駐車場があります。

知多半島で楽しい潮干狩りを

以上知多半島の潮干狩りのノウハウをご紹介しました。

事前準備がポイントなので、この記事を活用して楽しく&たくさんアサリ採ってくださいね。



最後まで読んで頂きありがとうございました!
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