地域限産の幻のビール、気になりますよね。
地元民でもなかなか飲む機会のない幻のカブトビール。
実際に飲み比べしてみましたのでご紹介します。
またカブトビールがより美味しくなる情報ものせておいたので、あわせてご覧ください。
カブトビールの味は?→さわやか系とガッツリ系
なに真逆なこといってるの?おかしくなったの?
と言われそうですがご安心ください、わたしは元気です。
幻の地ビールであるカブトビールは、明治版と大正版の2本ありそれぞれ味が異なります。
今回は両方買って飲み比べしてみました。
贅沢に自宅でアヒージョしつつ、いただきます!
余談:使ってるホットプレートはこちらです。
結果ですが、全然違ったのでビックリ!
- 明治版:黒めだけどさっぱり感のあり飲みやすい(度数7%)
- 大正版:琥珀色だけどけっこう苦め、コクが深い(度数5%)
明治版は「ワインに近い味わいビール」とあり、わたしは明治版の方が好みでした。
つづいて現代のアサヒスーパードライ、キリン一番搾りとも飲み比べてみました。
- 明治版:わりと近い感じ。明治版の方が味の残りあり、スーパドライの方が発泡強め
- 大正版:全然ちがう、大正版カブトビールは苦みが強い
- 明治版:発泡具合が明治版の方が控えめ。あれ、一番搾りの方がおいしい。
- 大正版:苦味でいえば、キリンラガーに近いかも
まとめるとカブトビールは明治版と大正版では全然味が違い、2本だけでも飲み比べが楽しめるビールでした。
また苦味も発泡のトガッているわけではなく、全体的に優しい、飲みやすいビールでした。
カブトビールはどこで買える?→店頭のみ※裏技あり
残念ながら店頭販売のみとなり普通にはネット販売はしていません(2021年3月現在)
普通には、なので特殊な方法ですがネットで調達する手段が1つだけあります。
それは、半田市のふるさと納税を利用することです。
半田市のふるさと納税→こちら
ふるさと納税はサラリーマンでも有益に使える数少ない節税対策なので、ぜひご利用ください。
つづいて店頭で買える場所は以下の2ヶ所です。
さらに、カブトビールが飲めるお店もピックアップしてみました。
名古屋駅付近のお店もありましたので要チェックです!
- TWILO 名古屋支店 (名古屋)
- SAKEBAR 圓谷(名古屋)
- 魚太郎 蔵のまち(半田市)
- ビストロクラシティ(半田市)
- 明治村内 汐留バー(なんと明治村で飲めます)
- 明さん伊勢豚 豚捨本店(三重県で唯一)
住所などは引用元(こちら)をご参照ください。
復刻版ってどういうこと?→カブトビールの歴史
幻のビールとか復刻版とか冠がついている理由は、一度生産が中止し廃版になったからです。
復刻したのは、実に半世紀(50年)以上も経った2005年のことでした。
全盛期はアサヒ、キリン、エビス、サッポロとならんで日本5大ビールだったのに…
簡単にカブトビールの歴史・盛衰をまとめておくので、気になる方はご覧ください。
- 知多半島の半田市は昔から醸造業が盛ん
- 明治20年頃にビールの醸造に着手
- 同22年に「丸三ビール」として初出荷
- 全国でたくさん売れ、5大ビールのひとつに
- 同29年、新工場として半田赤レンガ建物を設立
- あわせて名称を丸三ビールからカブトビールに
- ビール競争激化と日露戦争起因の不況を受け減産
- 1943年に工場閉鎖、生産停止
- 2005年、50年の時を経て復刻販売
より詳細に知りたいかたはこちら
ちなみにカブトビールを作っていた会社は、いまでも有名な会社です。
- 敷島製パン:「超熟」食パンとか
- ミツカン:味ぽんとか
カブトビールと風たちぬの関係
ジブリ映画の「風たちぬ」
一部シーン(下図左側)にカブトビールの看板が映っています。
場所は名古屋駅前らしく、当時は庶民おなじみのビールだったことが分かりますね。
当時の雰囲気をTVで流しつつ飲むなんてのも乙です。
知多半島はお酒の宝庫
知多半島はお酒の半島といえる程、むかしから醸造業が盛んです。
最近では知多ハイボールも登場し、日本酒、ウィスキー、ビール、ぶどう酒と一通りそろっています。
ぜひお酒好きな方は知多半島をめぐって美味しいお酒をGETしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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「知多半島をよりよく」できるよう、これからもよい情報をWEBに載っけていきます。
知多半島に「幻の地ビール」があるってホントっ?
どんな味なのか気になるー!