愛知県知多半島の先端にあるジャンボエビフライで有名な「まるは食堂」。
実は、「まるは食堂は行かない」「スーパーで買って自宅で食べたほうが美味しい」「美味しくない(不味い)」と言う人がちらほらいます。
知多半島出身、在住のまさしく地元民の方々です。
本当にそうなのか、私なりの結論を述べます。
その指摘、本人にとっては本当なんです。
ただしそれは地元民限定の話であり、観光やお出かけで来る方々にとっては、「本当に美味しい」です!
一見矛盾しているようですが、解説していきます。
地元民が悲観的な理由その1「値段の割に美味しくない」
私の同世代の方も、それ以上の方もよく言います。また、ボリュームの割に値段が高いという意見も結構聞きます。
原因はエリート教育?
なぜこのような発言になるかというと、地元民は「海鮮に対して舌が肥えている」からです。
私は美浜町(南知多町のひとつ北)で生まれ育ちましたが、子供の頃から嫌と言うほど新鮮で旬な魚を食べました。
カレイの煮つけ、アジや鯛の刺し身、開き、メジロ(穴子)のみりん干し、しらすご飯・・・
そんな魚介グルメのエリート教育?を地元民なら誰しも受けているので、相当ハードルが高いのです。
海辺の民でないなら、絶対に美味しい
ではここでさらに私の経験談をお話します。
東京に暮らしていた10年の間、年に数回地元に帰省した時にまるは食堂へ行きました。
都会で暮らしている方、海辺で暮らしていない方は、絶対に美味しく感じます。
地元民が悲観的な理由その2「スーパーで買った方が美味しい」
続いて多いのは、スーパーに売ってるやつでいいじゃん。です。
これも言葉足らずなところがありますので解説します。
原因は圧倒的な調理スキルの差
スーパーで買ってから、普通どうしますか?
調理しますよね。
魚なら、捌いて三枚おろしにして、刺し身短冊にして、盛り付けて・・・もしくは捌いてみりんと酒と醤油で煮付けにして・・・
この調理能力がご自宅に存在する(主に奥様)場合において、この言葉が正解となります。
一方で観光で来られた方は魚を捌ける人も少ないし、煮付けにおける調味料の微細な(そして大胆な)味付けもわかりません。
また、スーパーからご自宅までの距離を考えてみても、長距離であるほど鮮度は落ちます。
逆に問おう。最近まるは食堂で食べたのか、と
ここまで理由を述べたところで、批判的な方にお伺いしたいのは、最近まるは食堂で食べたのでしょうか。
恐らく1年以上もまるは食堂で食べていない方が多いと想定しています。
私は月に数回食べています。(名古屋の支店ですが)その前提で「美味しい」という結論に達しています。
結論は、当たり前に美味しい
南知多町に行く機会があれば、まるは食堂にはぜひ行ってみてほしいです。
昭和36年から令和元年の現在まで続いてることこそ、その美味しさの証です。
また、南知多町にある本店には、併設して温泉施設(梅の湯)もあります。タオルも有料ですがありますので、ぜひご飯食べて、お風呂でさっぱりしてご帰宅されると良いでしょう。
まるは食堂本店
住所:〒470-3412 愛知県知多郡南知多町豊浜峠8
営業時間:
平日 11:00−15:30(LO 14:30)/17:00−21:00(LO 20:00)
土日 10:30-21:00(LO 20:00)
定休日:年中無休 ※偶に不定休あり
TEL:0569-65-1315
予約:ホームページから可
サイト:http://www.maruha-net.co.jp